ペットの病気
大切なペットを守るために、不二動物病院の獣医師からペットの病気についてご紹介します。不定期更新ですのでその点はご了承ください。
猫のフィラリア症
GWも終わり、皆様いかがお過ごしでしょうか?5月病などになってないでしょうか? 病院の方は、予防接種やノミダニ、フィラリア予防で5月に入ってからますます忙しくなってきております。 駐車場が混み合い、ご …
10月はピンクリボン月間です★
〝10/22キャットリボンの日〟 ご存知でしたか?(*´꒳`*) 人の乳がん検査を啓発する「ピンクリボン月間」が10月であることと、猫の鳴き声の語呂合わせ〝ニャン(2)ニャン(2)〟を組み合わせたのが …
本日令和4年6月1日から変わることのご紹介☆
本日、2022年6月1日より、改正動物愛護管理法が施行され、ブリーダーやペットショップなどで販売されるワンちゃん、猫ちゃんについて、マイクロチップの装着が義務化されます。 愛犬、愛猫が行方不明になって …
まだの方、お待ちしております(*´꒳`*)
今年も既に暖かい日が続き、蚊と遭遇する機会が増えました!((((;゚Д゚))))))) 〝病院嫌いなのにわざわざ連れって行くのも可哀想だし、うちの子は室内飼いだから大丈夫♡〟 〝去年のフィラリア予防薬 …
犬の乳腺腫瘍
犬では乳腺腫瘍が頻繁にみられます。ほとんどは中~高齢の避妊手術をしていない雌に発生し、良性と悪性の比率は50%程度と言われています(猫では80~90%が悪性であると言われています)。悪性の場合は放置す …
マダニが媒介する病気と予防について
マダニは、人やペットに寄生・吸血して、貧血や皮膚炎の原因になるだけでなく、病気の媒介など、健康上重大問題を引き起こします。 まずはマダニがどういう生物なのか紹介し、その次に、マダニが媒介する病気(特に …
猫の心筋症について
心筋症は猫の心疾患として極めて重要です。特に原因不明で急激に悪化する傾向を示すため、できるだけ早期に治療する必要があります。 分類 猫の心筋症は、心臓の筋肉の厚さや働きの状態によって大きく3つに分け …
痴呆について
近年、犬の飼育環境変化および医療の急激な進歩や、ペットフード面の発達などにより、家庭で飼育されている犬に高齢化傾向が起き始めています。わが国でも人間と同じような環境で飼育されることが多くなり、高齢犬が …
歯石について
犬や猫の口の中をのぞいて見ましょう。歯の表面が茶色く変色していたり、口臭がするということはないでしょうか?犬や猫の歯は虫歯になるということがほとんどありません。しかし、歯石・歯垢の付着によって歯肉炎 …
猫エイズ(FIV)について
前回、猫白血病ウイルスを書いたので、次は猫エイズにしようという単純な理由なのですが、猫エイズについていろいろ調べていくと、日本は世界的にみても猫エイズ蔓延している国らしい。確かに動物病院という現場で …
ネコ白血病ウイルス(FeLV)について
●この病気にかかると、助ける手段はなく、ほぼ100%(3年以内に80%との報告があります)の猫が、このウイルスによる免疫不全(病気に対する抵抗力の低下)や悪性腫瘍(肉腫やガン)で死亡してしまいます。 …
主な消化管内寄生虫
よく子犬を飼い始めると『虫下し』をのませた、また虫が出てきたということを聞くことがあります。市販で売られている『虫下し』を購入して犬や猫に飲ませている方もいるかと思います。が、実は市販の『虫下し』で …
狂牛病はペットに大丈夫なの?
先般、わが国初の牛海綿状脳症に感染した牛が確認され、 狂牛病という言葉が毎日のニュースで話題となっています。 狂牛病ってなんだろう?骨粉っていうのはなんでしょう? 牛以外でも他の動物には影響があるので …
ノミについて
暖かさが日ごとに増し、過ごしやすい季節となりました。ペット達もどんどん外へ出て動きたくなる季節ですね。ここで問題となって来るのが、ペット達に寄生してかゆみを起こす『ノミ』の問題です。今回はノミの生態 …
子宮蓄膿症
子宮蓄膿症とは、子宮腔内に多量の膿汁を貯留し、子宮内膜の嚢胞性増殖を伴う疾患をいいます。 原因 子宮内の細菌感染による膿の貯留であるが、原因には卵巣からのホルモン、それに支配される子宮の変化が関係し …
人畜共通伝染病
人畜共通伝染病とは、文字通り動物から人へ、人から動物へうつる病気のことです。現在ペットとして飼われている、犬・猫・ウサギ・鳥などほとんどの愛玩動物がこの人畜共通伝染病にかかり、人に移す可能性をもって …
避妊・去勢手術
犬猫の避妊手術・去勢手術はみなさん聞いたことがあるでしょう。それは単に子供が生まれないようにするためだけでなく、他にもいろいろな効果があります。発情時に家に入れるから手術は必要ない、手術すると弱くな …
猫下部尿路疾患
結石といえば猫の病気が有名です。当然犬にも尿路結石はありますが、多いのは猫ですので、それについて書いていこうと思います。 概念 猫の尿石症または下部尿路疾患は、若齢の猫においてよくみられる疾患であり …