早い地域ではフィラリア予防が始まっていることと思います。
しかし「なんで11月や12月の寒い蚊のいないような時期まで飲ませないといけないの?」なんて思ってらっしゃる方もいるのでは?
でもフィラリア症のお薬は最後の投薬が大切なんです。と言うのもフィラリア症のお薬は飲んだら1ヵ月効果が持続しているわけではないのです。駆虫薬ですので飲んだその時だけ作用して虫を駆除します。つまり蚊に刺されて体内に入ってしまったフィラリアの幼虫を1ヶ月後にまとめて駆除するのです。なので蚊が見られなくなってから1ヵ月後を最後の投薬としています。逆に投薬の開始は蚊が出始めてから1ヶ月後からで良い訳です。長くなってしまいましたが、フィラリア症はきちんと予防すれば100%予防できる病気です。正しい投薬で大切な愛犬を守ってあげましょう!ちなみに当院では6月から11月です。(もちろん地域によって異なります。)