もしもゾンビが発生したら・・・

 もしもゾンビが発生したら・・・という非常に興味深いニュースを見つけてしまいました。(痛いニュースより)
 もしもゾンビが発生した場合、「たぶん世界は終わるだろう」と、カナダの科学者が発表しました。ゾンビの攻撃による荒廃を計算して、この主張をまとめたというものです。
 世界的流行病の影響を計算するために開発されたモデルを使って、オタワ大学の研究チームが、ゾンビがいた場合に受ける影響を計算によって割り出しました。もし仮に人類が積極的な撃退を試みなかった場合、悲しい末路を辿るそうです。
 この研究論文は“Infectious Diseases Modelling Research Progress”という科学誌に掲載されているものです。
 彼らの研究『When Zombies Attack!』によると、ゾンビを古典的なゾンビと仮定し、『動きが遅く』、『クビを切ると死ぬ』という条件に設定しました。
 そして結果的に、ゾンビと人類との共存の道はなく、彼らは出来るだけ早く撃退しなければ、人類は滅亡するという結論に至ったのです。
 他の伝染病との違いについて興味深い点は、“治療しようとすること”が、かえって蔓延を助長すると指摘しています。もし仮に親しい誰かがゾンビになった場合、人は誰でもその人を治療しようとするでしょう。治療に至らないまでも、一緒に過ごそうとするかも知れません。そうなった場合、さらにゾンビを増やしてしまう可能性があるというのです。対処の方法は斬首して撃退するしかないとしています。
 本の共著者Joe Imadは、「ゾンビモデルは概ね他の伝染病と同じで、早めに撃退するより手がない。ゾンビモデルは鳥インフルエンザや新型インフルエンザと基本的に全く変わらないが、この仮説は大変興味深い」と述べています。

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