腸閉塞

秋は栗🌰やさつまいも🍠など美味しい味覚が満載ですよね(^o^)/

ただ、人間には美味しいものでも、動物にとっては毒性があったり、腸閉塞の原因になったりする食べ物もあります。

栗を誤ってそのまま飲み込んで、腸に詰まらせるという子が結構いるんですよね。

角切りのさつまいもが胃の中に大量に詰まっている子もいました!

つい先日はとうもろこしの芯が腸に詰まり摘出した子がいました。

腸閉塞の原因は、誤飲した異物、腫瘍やポリープ、腸捻転、腸重積などです。

誤飲で多いのが、桃やプラムの種、とうもろこしの芯、おもちゃや靴下など。猫ではひも状の異物が多いです。

誤飲したことに飼い主さんが気づいていないケースも結構あります。

すると症状が出ても様子を見てしまいがちで手遅れになるケースも。

腸閉塞の症状は、通過障害の程度により異なりますが、頻回の嘔吐は腸閉塞の犬や猫でよくみられる症状です。
また、嘔吐に加え、腹痛、食欲不振、腹部膨満(腹部がふくれる)、下痢、便秘などの症状もみられる場合があります

腸管内が完全に閉塞すると、腸の血管の血液循環が阻害され、時間が経つと、腸の壊死や穿孔(穴が開くこと)を引き起こし、腹膜炎、敗血症ショックが生じ、命の危険があるため、早期の治療が必要です。

上記のような腸閉塞の症状がみられたら、すぐに動物病院を受診するようにしましょう。

まずは、身の回りに誤食するようなものを置かない環境づくりが大切です。散歩中の誤食にもお気を付けください!

ペットの体調管理にも注意して、秋を満喫しましょう(^o^)/

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