愛猫さんが、1ヵ月以上前から鼻の調子が悪く、レントゲンを撮ったり、鼻洗浄をしたりとしてきましたが、良くなりません
元々鼻は悪い子なのですが、症状が出る前にお散歩中に草を食べてしまい、むせてしまってからひどくなりました。
鼻の中に草があるのでは?と思い鼻洗浄をしましたが、草はでてきませんでした。
そこで北里大学でCTを撮ってもらうことにしました
何かあるのかこれではっきりするし、あればそのまま内視鏡で処置をしてもらえるとのこと。
初めてのCT検査(一生にそうそう撮るものではないですね)に緊張気味の愛猫さん
もちろん動物は麻酔をかけないと検査できませんから、麻酔をかけられいざCTの中へ・・・。
「鼻、完全に詰まってますねぇ」
やはり・・・。
CTでは詰まっていることはわかるが、何があるかまではわからず、そのまま内視鏡へ・・・。
猫さんの小さな鼻の穴には内視鏡は入らないので、口から入れて喉のところで鼻へと向かいます
「何かあります!!!」
映しだされた映像にははっきりと草が
しかもくるんと丸まっておりました
上手に取ってもらうと、なんと15センチくらいのながーい草でした
こんなものを1ヶ月半も大事にしまっておいたら、そりゃ鼻もムズムズしますね
大学の先生もびっくりしていました。
よく草を食べてもいいですか?と質問する飼い主さんがいますが、こんなことになることもあるので、草は食べてもいいことはありませんから、食べさせないほうがいいでしょうね
それからというもの、愛猫さんの鼻はいつもの調子に戻り、すっきりとしたみたいです
気のせいか散歩中、草には見向きもしなくなりしまた。