外耳炎の季節

ジメジメお天気が続いていますね☔

みなさん、おうちのワンちゃん、ネコちゃんの耳の中を覗いてますか?耳垢がたまっていませんか?嫌なにおいがしていませんか?足で耳の辺りを掻いてはいませんか?

梅雨から夏場にかけて蒸し暑くなってくると増えるのが「外耳炎」です。

外耳炎は、耳道に細菌や真菌(マラセチア)がたくさん繁殖する、耳ダニなどの寄生虫感染、アトピーやアレルギー、腫瘍、植物の種などの異物が耳に入ってしまうことなどが原因となります。一般的には、細菌や真菌による外耳炎が多く、これらは多湿になる梅雨時期などに悪化することがあります。

病院でも、最近、外耳炎で来院する子が増えてきました。

先日、うちのトイプードルちゃんもシャンプーの時に耳を覗いたら、左側の耳が赤くなっていて、奥には茶色い耳垢が溜まって、外耳炎になっていました!軽度ではありましたが、もっとこまめに見てあげればよかったと反省しています^_^;

プードルやテリアなど外耳道に毛が密に生えている犬種や、コッカー・スパニエル、レトリバー、ダックスフンドなど垂れ耳の犬種は耳の中の環境が悪くなりやすいので、外耳炎になりやすいです。

外耳炎のサイン

・耳あかが多い、赤みや腫れがある、ニオイが強い

・頭を頻繁に振ったり、傾けたりする 

・耳を床に擦り付けたりする                                                  

・後ろ足で耳の後ろや耳の中を掻く

・耳付近を触ると嫌がる

このような症状がみられていたらすぐにご来院下さいm(_ _)m

放っておくと炎症が中耳や内耳にまで進行することがあり、そうなると神経症状が出たり、手術が必要になる場合があるので早期発見と治療が大事になってきます。

病気予防のために、日頃からこまめに耳に限ったことではありませんが、体をチェックしてあげましょう。

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