
安全のため、当院で実技指導を受けた方だけが行ってください。点滴液の種類・1回量・頻度・針の太さを自己判断で変更しないでください。心臓病などでは過剰な補液が危険になることがあります。
動画で確認
当院で実技指導を受けた方の復習用動画です。実際に行うときは、当院から個別にお伝えした輸液の種類・容量・頻度を優先してください。
開始前の確認
- 動物名、点滴液名、指示量、実施日を確認する
- 液の濁り、変色、異物、漏れ、期限切れがないか確認する
- 呼吸が速い・苦しそう、ぐったり、嘔吐が続く、強いむくみがある場合は行わず連絡する
準備
- 手を洗い、清潔で落ち着ける場所を選びます。
- 輸液バック、輸液ライン、新しい針、アルコール綿、コットンを用意します。
- 輸液ラインに新しい針をつけます。クレンメを下げ、液が出ない状態にしてから輸液バックに刺し、当院で習った方法で空気を抜きます。接続部や針先には触れません。
皮下点滴の手順
- 指示された部位の皮膚をつまみ、テント状に持ち上げます。
- 針先の向きに注意し、当院で習った角度で皮下へ入れます。
- 点滴を開始し、輸液バックの目盛りを見ながら、必ず指示通りの決められた容量を点滴します。
- 強く痛がる、液が大量に漏れる、腫れが急に硬くなる、呼吸や様子が変わる場合は止めます。
- 終了したらクレンメを下げ、針をさっと抜き、コットンで針穴を押さえます。
- 使用済み針は、しっかりキャップをしてから当院へ持参してください。針と輸液ラインは毎回交換します。
終了後の観察
皮下にやわらかい膨らみができ、時間とともに吸収されることがあります。吸収が著しく遅い、液がずっと漏れる、出血、痛み、熱感、膿、呼吸数の増加、咳、落ち着かない様子があれば連絡してください。
記録
日付、開始・終了時刻、投与量、食欲、尿量、体重、気になったことを記録してください。同じ場所ばかりに刺さず、部位の変更は当院の指示に従います。
参考資料
大切なお願い:このページは一般的な目安です。年齢、体重、犬種・猫種、持病、使用する薬剤によって適切な方法は変わります。当院から個別の指示がある場合は、その指示を優先してください。迷ったときは自己判断で続けず、不二動物病院(0178-44-4321)へご相談ください。